薩摩伝承館オープン 荘厳な建物 豪華美術品 焼物、錦絵など多彩380点 指宿市の指宿白水館

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 指宿白水館(指宿市、下竹原和尚社長)に多目的ホール「薩摩伝承館」がこのほどオープン。薩摩焼や中国の陶磁器などを集めた美術館の機能を併せ持ち、新たな観光拠点として期待されている。

 同館は、瓦ぶきの本殿と脇殿の周囲に池を配した荘厳な造りで鉄筋コンクリート2階建て(延べ床面積約2540平方メートル)。同旅館の創業60年を機に「薩摩の歴史を伝える施設を」と建設した。収集品3000点の中から、約380点を展示。

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事業費は収集品も含め約25億円。

 本殿1階には、金箔(きんぱく)の壁を配した「金襴(きんらん)の間」があり、幕末から明治にかけて輸出された薩摩焼を展示。2階の「薩摩の間」では、西郷隆盛ゆかりの品々を中心に、薩摩の偉人たちを肖像画や錦絵、直筆の手紙などで紹介。中国の陶磁器を紹介する「民窯・官窯の間」などもある。

 現地で行われた開館式では、下竹原社長が「九州新幹線全線開業までに間に合わせることができた。来館者には光、水、音、香、風を五感で感じてほしい」とあいさつした。

 入館料は大人1500円、大学生1200円、高校生600円、小・中学生300円。初年度は7万人の入館を見込んでいる。

=2008/02/18付 西日本新聞朝刊=

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